大日本大和柳生会公式サイトです。

当会についてのご説明

 流祖・柳生石舟斎宗厳より但馬守宗矩へと伝わり以後、江戸柳生として今日に至るまで脈々と受け継がれてきた柳生新陰流について御紹介致します。

 徳川幕府時代、歴代の将軍家指南役を務めその剣は戦国の世にありながらも人を殺す剣にあらず人を活かす即ち活人の剣の精神を持ちつづけ400年の時を経た今も大和の地に伝わっております。
 初代・柳生但馬守宗矩公からはじまり現在では現宗家・植木康行氏が江戸柳生新陰流の教えを次代へと残すべく、門下一同工夫研鑚を重ねております。

 当派の剣は、動物の戦う姿や鳥の飛び立つ姿、山や川や海など大自然の原理兵法に工夫を凝らした剣でありその時々に王寺、大きく小さく、強く弱く、早くゆっくり、そして陰に陽にとそれは流れに逆らうことのない剣であり、即ち敵の動きを待って弱みへ先をて陰に陽にとそれは流れに逆らうことのない剣であり、即ち敵の動きを待って弱みへ先を取る、伸び伸びと和らかに敵の動きを受けて勝つのが心持となる、後の先を勝ちを旨をした剣であります。
 又、単に剣技の上達のみを旨とせず、更に深く人間の心身を鍛練し人格の完成をも目指すことをあわせて体系としており、これは新陰流の開祖・上泉伊勢守信綱の教えを守り続けているものであります。

大日本大和柳生会
大和柳生新陰流兵法

第十六代宗家
植木 康行

初伝

一本目正面跳ね一文字正面一本
二本目左跳ね一文字左一本
三本目右跳ね一文字右一本
四本目後ろ跳ね一文字後一本
五本目受け流し
六本目右施左傳
七本目左施右傳

中傳(裏表・実戦)

一本目水  月
二本目山  陰
三本目浦  波
四本目浮  舟
五本目月  影

中傳奥(裏表・実戦)

一本目右施左傳
二本目神妙剣本
三本目村  雲
四本目八重垣
五本目稲  妻
六本目残  月

奥傳(裏表・実戦)

一本目雲  龍
二本目逆  風
三本目必  勝
四本目忍  び
五本目大詰小詰
六本目半開半向
七本目長短一味

口傳(兵法)

一本目一刀両断
二本目斬釘截鉄
三本目十太刀
四本目和 卜
五本目睫 経
六本目智羅天
七本目添截乱截
八本目無二剣
九本目活人刀
十本目高林坊
十一本目風眠坊
十二本目太郎坊
十三本目栄意坊
十四本目火乱坊
十五本目修徳坊
十六本目金比羅坊
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